何か物悲しいタイトルですが、K6-Ⅲ搭載PCを廃棄しました。かつて色んなことに使っていたなあと思い出して、ちょっと感慨深くなってしまいました。色々遊んだなあと。
今ネットで調べてみると1998年頃のPCのようです。うちの実家にずっと置きっぱなしにしていたのですが、数ヶ月前に撤去命令を出されて手元に持ってきていました。
復活させたい気もしたけれど、今やPCは何台もあって、さすがに置いておく場所がない。ヤフオクに出品したら大事にしてくれる人が見つかるかもと思ったけれど、やり方がよく分からないし。
思い出深いPCでしたが、結局思い切って捨てました。でも捨てる直前に写真だけ撮りました。
CPU。当時は物凄く高速と思っていたのですが、クロックは450MHz。しかし今や¥7,000のPentium G3258がOCして10倍の4500MHzで回りますからね。処理能力で言ったら何倍になっているのやら。
マザボの全景。当時は今みたいに集積度高くなくて、ネットワークI/Fすら拡張ボードで増設してました。
メモリ(とチップセット)。PC100って書いてあるのが見えます。DDRですらなくSDR…。捨ててからで何ですが、いまや入手困難なパーツなので、やっぱりヤフオクに出せば欲しい人はいたかも。
グラボ。今はなき3dfx社のVoodoo Bansheeを積んだ、3D Blaster Banshee (PCI)。やっぱり捨ててからで何ですが、今やとってもレアなブツでした。
これもレア。当時ですらあまり出回っていなかった気がする、Sound Blaster SCSI-2。adaptecのSCSIチップを載せたサウンドカードです。当時はなぜかサウンドカードにCD-ROMのインターフェイスが載っていたんですよね。空きICソケットが見えるのですが、確かWave Table音源ICが別売りだった気がする。今はマザボ買えば同等の機能が当たり前に載ってますからね。今からすると何だったんだろうと。
以上、レアな拡張ボード含め捨ててしまいました。しかし振り返ると今やマザボとCPUを買えば、拡張ボード不要で標準搭載の機能ばっかり。というか、薄型のタブレットやスマホですら同等の機能が標準搭載。今は集積度が上がってシンプルになったのはいいですが、拡張ボードを選ぶ自作の楽しみが減った気がするなあ。