前回までで、Athlon5350 + AM1H-ITXマシンでもWindows Media Centerでテレビの視聴や録画ができるようになりました。
テレビというとGPUの動画再生支援機能を使って描画されるので、GPUの差が出ます。PC入れ替えでIntel HD Graphics => RADEON R3グラフィックに変わったわけですが、使ってみた感想は、先代のPentium G2020の頃と特に変わらないですね。
安いAPUだからってカクカクするわけでもなく、スムーズに映像が再生されます。画質はちょっとぼんやりしているような気もしますが。
一昔前はIntel HD Graphicsの方が、何か白っぽいようなピンぼけのような描画になって違和感ありました。今はAthelon5350がそんな感じです。
元々テレビの視聴・録画用なので、これで一応完成。…と思いきや!
よもやこんな落とし穴が待ち受けていようとは。
ここのスクリーンショットあたりから分かるのですが、先代機ではHyper-Vを有効化してUbuntuの仮想マシンを動作させていました。
その先代機の入れ替えなので、当然Athlon5350 + AM1H-ITXマシンでもHyper-Vを有効化したわけですが!
そうしたらWIndows Media Centerの表示がこんなことに(スクリーンショットがとれなかったのでスマホのカメラで撮影)。
は?直前までテレビ見られてたのに。ディスプレイドライバーなんて変えてないよと。
どうやらこれRADEONドライバーを使った時の有名な問題らしいですね。Hyper-Vを有効化すると、Windows Media CenterとRADEONの間に仮想ディスプレイドライバーが挟まる形になって、その構成だとHDCPに対応していないと判定されてしまうらしい。
て聞くとHyper-Vの仮想ディスプレイドライバーが悪いようにも思えますが。でもね、Intel HD Graphicsではこんなこと無かったよ。しかもぐぐると結構古くからある問題らしい。直す気無いな、AMD。
RADEON使うとどうしてもWIndows Media CenterとHyper-Vが共存できないらしいので、にわかにHyper-VとWindows Media Centerのどちらを取るか判断を迫られてしまったわけですが、元々このサブ機はテレビの視聴・録画用。
しぶしぶHyper-Vを無効化して、テレビを見られるようにしました。悔しい。
な・お・し・て・AMD!