前回に引き続き、Pentium G3258 + Z97-Kの組み立てトラブルシリーズです。
タイトル通り、OneDriveが同期しないというか、OneDrive自体見えないというトラブルに見舞われました。
Pentium G3258 + Z97-KマシンにインストールしたOSはWindows 8.1 with Media Centerです。Windows 8.1ではOneDriveが一体化されており、格別クライアントソフトをインストールしなくても本来OneDriveを使えます。ところが!
上のキャプチャで見えているnashiというユーザーは、ローカルアカウントのように見えますが実はMicrosoftアカウントに紐付けてあります。従って本来ここには、そのMicrosoftアカウントのOneDriveが見えるはずです。そのOneDriveには、このブログ用の画面キャプチャなど多数のファイルを置いています。しかし表示は上記の通り空。つまりオンラインのOneDriveと同期していません。
またこのキャプチャだと分かりにくいのですが、本来はエクスプローラーの左ペインに、ホームグループなどと並んでOneDriveが表示されるはずですが、それもありません。
ただ原因は…、何となく想像がつきます。前回書いたメモリトラブルです。動作中に何度も何度もハングアップを繰り返したことで、内部的にどこかどこかおかしくなってしまったのではないかと。
Microsoftは、こんな場合のためのトラブルシューティングツール(http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/onedrive-troubleshooter)を配布しています。さっそく実行してみました。
しかし結果は、
「場所が使用できません – OneDriveは、利用不可である””フォルダーにアクセスする必要があります。」
という謎のメッセージ。
怪しげな日本語も辛うじてOneDriveのローカル保存フォルダがおかしな設定になっているらしいと読めますが、その設定をどこから変更できるのか等の解決法が全く分かりません。結局、トラブルシューティングツールではトラブルシューティングできず。
または、Windows 8.1でもコントロールパネルの「プログラムのアンインストールまたは変更」に、OneDriveのクライアントソフトが見えます。これを再インストールしてみたりしましたが、これでも解決せず。
さらにWindowsのsfcコマンドやdismコマンドも試してみましたが、全く解決にならず。
試しに別のアカウントを作ったところ、そちらではOneDriveが正常に動作していました。結局、最終手段ですがその別アカウントをメインアカウントとすることで逃げました。
一台のPC上に同じマイクロソフトアカウントに紐付けられたアカウントを複数作ることはできないので、まわりくどい手順を踏みましたよ。
1) まずPC上にローカルアカウントを作る
2) PC上のMicrosoftアカウントを削除
3) 1)で作ったローカルアカウントをMicrosoftアカウントに紐付け
つづく。