エンジョイAsobi

スマホとWindowsとLinuxを遊ぶ。

PC

Athlon5350 + AM1H-ITX がイケてる (2)

投稿日:2014年5月18日 更新日:

前回の続きです。AM1H-ITXに組み合わせたCPU(APU)はAthlon 5350。

これを書いている時点ではAM1プラットフォームの最上位APUです。と言っても約¥6,600だったので、お値段的にはまあ先代のPentium G2020を買ったときと同じくらい。 

ただTDPが25Wと、Pentium G2020の55Wよりずっと低いのです。TDPが低いということは、電気代が安く済むと期待されます。その一方で処理能力はある程度抑えられていると想定されますが、まあ何を重要視するかということですよね。私は低消費電力に価値を感じました。

実際使ってみたら処理能力も思ったよりずっと高くて驚きましたが。

5350-box

これが買ってきてまだ開封前の状態です。
第一印象は、既にあちらこちらに書かれていますが、「小さいなあ」でした。本当にこれリテールクーラーまで入ってるのかなと。
TDPが低いのでクーラーも小型化できたのですね。

5350-sockin

Core2 Duo登場以降IntelのCPUばかり使っていたので、ソケット側でなくCPU側にピンがあるのも何か新鮮、と思いつつマザーボードに取り付け。
思い出してみると、AMD製CPU使うのはAthlon XP以来です。10年ぶりくらい?

余談ですけどAthlon XPを使っていた頃はIntel派ではなくAMD派でした。ちょうど実家から撤去命令が出て引き取ってきた当時のK6-Ⅲ機が足元にあったりします。Windows XPと共に引退したもの。

5350-cooler

そしてこれが「取り付けにくい」と有名なリテールクーラー。

5350-cooler-pin

事前に「取り付けにくい」と聞いていたので、取り付け方をネットで十分予習してから取り付けました。

5350-set-cooler

そうしたら、そんなに難しくもなかったです。
2本のプッシュピンを同時に押しこむのがコツ。

5350-ddr3

メモリは、先代のPentium G2020機ではDDR3-1333を積んでいました。しかし今回はそれを流用せずDDR3-1600に変えました(メイン機のメモリ16Gbytesを半分に減らして8Gbytesをこちらに流用)。

Athlon 5350はメモリインターフェイスがデュアルではなくシングルチャネルなのです。今回テレビの視聴・録画用なのであまり関係ないですが、内蔵GPUの性能もちゃんと見てみたい、と思うとメモリ帯域もスペックの上限まで確保したいと考えました。

am1h-casein

そしてMini-ITXケースに組み込みました。

つづく

-PC

関連記事

TVを見ながらPSO2(Pentium G3258)

前回の続きです。 今回はZ97-K + Pentium G3258マシンで、テレビ見ながらPSO2のカジノで遊ぶとこんな感じというところを録画してみました。 実はAM1H-ITX + Athlon53 …

Pentium G3258のオーバークロックと消費電力

前回まで書いた通り、今回のPC組み立ては比較的トラブルが多かったのですが、最終的には安定した環境を作ることができました。 ここまで来てようやく、Pentium G3258 + Z97-K構成にした本来 …

限定版が復活してた。ASUS TransBook T100TA

今回は私が愛用している10.1インチWindowsタブレットの使用感です。 いわゆる”2 in 1”で、キーボードを脱着することによりノートPCとしてもタブレットPCとしても使えてとても重宝してます。 …

Athlon5350 + AM1H-ITX がイケてる (3)

前回の続きです。 電源のACアダプタはショップでセット売りされていたものを買った、と(1)で書きました。それがこれ。 19V 3.42Aと書かれているので、定格65Wということになるんですかね。 でも …

Windows8.1のライセンス認証手続きを2回も要求された

Athlon5350 + AM1H-ITXで新たにパソコンを組み立てた件。 パソコン入れ替えに二の足を踏んでいた最も大きな理由が、せっかく安定しているソフト環境を構築しなおさなければならない点でした。 …